「そういう光成だって、ちゃっかりあげはちゃんに触れてるじゃん。駄目だよ~、抜け駆け禁止だって約束したでしょ~?」
今度は慧都先輩に横から腕を掴まれて、引っ張られた。
目が合うと、慧都先輩はニコッと笑った。
不意打ちの笑顔に、心臓がドキッと跳ね上がる。
――えっ、あの、待って?
なんか、私の取り合いみたいになっちゃってるんですけど……みんな、一体どうしちゃったの。
ライブが終わったばかりで、熱に浮かされてるのかも?
「ちょっと、みんな、何してるんですか! あたしの目の前であげはとイチャつこうとしないでください! 特に玲央先輩! マッサージなんて許しません!!」
ルネちゃんが口から炎を吐きそうな勢いで抗議した。
「むう。純粋な善意であって、別に変なことしようとしたわけじゃないのに……わかったよ。じゃあ、マッサージは諦めるから、あげはちゃんの席はオレの隣な」
玲央先輩は私の手を引っ張り、半ば強引に近くのパイプ椅子に座らせた。
私の右隣に玲央先輩が座って、左隣には……何故か、空いたパイプ椅子を巡って、睨み合う三人が。
「おれも隣がいいんですけど」
「ぼくも」
「じゃあここは先輩特権でボクだね~」
「「ずるい!」」
春宮くんと白銀くんの声が重なったけど、慧都先輩は涼しい顔で私の左隣に座った。
「……仕方ないな。じゃあ、立切さんの向かいにはおれが座る」
そう言うなり、白銀くんは私の対面の席に座った。物凄い速さで。
「あー、深冬、ずるいよ!」
春宮くんが文句を言っても、白銀くんは知らんぷり。
春宮くんは仕方なくといった表情で、白銀くんの隣のパイプ椅子を引いた。
今度は慧都先輩に横から腕を掴まれて、引っ張られた。
目が合うと、慧都先輩はニコッと笑った。
不意打ちの笑顔に、心臓がドキッと跳ね上がる。
――えっ、あの、待って?
なんか、私の取り合いみたいになっちゃってるんですけど……みんな、一体どうしちゃったの。
ライブが終わったばかりで、熱に浮かされてるのかも?
「ちょっと、みんな、何してるんですか! あたしの目の前であげはとイチャつこうとしないでください! 特に玲央先輩! マッサージなんて許しません!!」
ルネちゃんが口から炎を吐きそうな勢いで抗議した。
「むう。純粋な善意であって、別に変なことしようとしたわけじゃないのに……わかったよ。じゃあ、マッサージは諦めるから、あげはちゃんの席はオレの隣な」
玲央先輩は私の手を引っ張り、半ば強引に近くのパイプ椅子に座らせた。
私の右隣に玲央先輩が座って、左隣には……何故か、空いたパイプ椅子を巡って、睨み合う三人が。
「おれも隣がいいんですけど」
「ぼくも」
「じゃあここは先輩特権でボクだね~」
「「ずるい!」」
春宮くんと白銀くんの声が重なったけど、慧都先輩は涼しい顔で私の左隣に座った。
「……仕方ないな。じゃあ、立切さんの向かいにはおれが座る」
そう言うなり、白銀くんは私の対面の席に座った。物凄い速さで。
「あー、深冬、ずるいよ!」
春宮くんが文句を言っても、白銀くんは知らんぷり。
春宮くんは仕方なくといった表情で、白銀くんの隣のパイプ椅子を引いた。


