1945年、君を迎えに行く。





「なにそれ…、運命って……、隼人が消されることは運命だっていうの…!?」



私は変わった。

こんなふうに熱くなるタイプじゃなかったし、どちらかと言えば冷めているところが多かったというのに。


鳥海 隼人という人間に出会って、私は変わりすぎてしまったんだ。


身を乗り出すような私の訴えに、マッサンもまた、苦悶が受け取れる表情を浮かべた。



「そうだ」


「っ…、そうだ、って…」


「世界は元に戻った。だからこそ鳥海をどうにか存在しないようにするための調整が動いているんだ」



彼が病気だということが、運命からすれば都合が良すぎた。

薬が効かなかったのも、急に吐血したことも、考えてみれば辻褄だらけ。


それは誰を恨むこともできなければ、“仕方ない”で終われてしまうから。


運命はそれを狙っているみたいに今、隼人だけを消そうとしてくるのか。