美人秘書はCEOのお気に入り

サラはローランドの母親のキャサリンが苦手だった。この家で初めて会った時の印象が悪すぎたのだ。サラを見下した態度や言葉がサラを傷つけた。

先月8歳になった双子のナナとベラと3歳の長男ロランの3人を連れてこの水辺の家に遊びに来た時に、アンナ嬢をローランドの婚約者と紹介して、サラを追い出すような失礼な行動を取った事を真摯に謝罪してくれた。

孫たちの面倒を見るようになってとても考え方も性格も朗らかになったようだ。

顔も優しくなったと皆に言われると言っていた。

ローランドは、”今度サラに失礼な態度を取ったらここは出禁にするからな”と言って脅していた。

ナッテイの家族も皆この家が気に入っている。

双子はビクトリアからロ-モアカンパニーのナナ号とベル号に乗ってシアトルに来るのが楽しみなので、おばあちゃまに”そんな事にならないようにしてね”とお願いしていた。かわいい!

3歳のロランは今目が離せない年頃だが、ナニーがついてきているのでお母様も安心らしい。

ハリーは結局ビィステイモアグループから告発されて裁判となり有罪となったが執行猶予が付いたので、刑務所収監にはならなかったようだ。

生涯にわたって損害の賠償金を払わなければならないのだが、まあ無理だろうとローランドは考えているようだ。

ほとんどの賠償金は相手方の豊下グループから引き出せたらしくハリーからの賠償金は期待していないと言っていた。

ナッテイと顔を合わせたらどんな風に接したらいいかわからないが、母子力を合わせて頑張ってほしい。

バックにはビィステイモアグループがついているのだ。

何も心配することはないだろう。

それにナッテイは社長としてはハリーなんか目じゃないほど優秀らしい。

今の会社を大きくしたのはナッテイの発想力と的確な判断力と行動力だと、ローランドが前に行っていたのだ。

だから、何も心配していない、却ってナッテイが社長に就く方が安心だという事らしい。