美人秘書はCEOのお気に入り

サラは仕事をセーブしてもいいように、もう一人男性の秘書を付けてもらった。

子供ができたら今まで通りという訳にもいかないだろうから、少しづつ新しい秘書に仕事を覚えてもらっている。

ニューヨークは第2秘書に行ってもらっている。

ケンドーが寂しがるので、時々はサラも付いて行くのだが、ニューヨークに行くとローランドはどうしてもしばらくは帰れないので、シアトルの方はサラが見るようになる。

2人ともこの水辺の家が大好きで、今は裏庭の改装計画に夢中になっている。

湖に面した部分は少し石積みの柵のような物を設けたいとサラが言うと、庭師は玄関の両サイドの植えこみに花を植えたらどうでしょうと提案してきた。

サラは裏庭に小さくていいのでサラの庭が欲しいと言った。

庭師はそれも考えてくれると言うので楽しみだ。

バーベキューの炉も計画している。6月に家族と友人だけを呼んで、この裏庭で結婚式をする予定だ。

ローランドがジューンブライドにこだわっているのだ。

ビィステイモアグループの総帥という立場のローランドなので、9月にはニューヨークではお披露目のパーティーをする事になるだろう。

多分すごい人数になるのだろうなあとサラは慄いている。招待客はケンドーに任せている。

決まったらローランドが最終確認をすることになっている。

サラが招待したいのは叔母の由美とパートナーのリカルドに親友のネリーナ夫妻だけだ。

そしてローモアカンパニーの主だった人はこの屋敷での結婚式に来てもらう事になるだろう。

由美とリカルドと親友夫婦には泊って行ってもらうつもりだ。ネリーナの一人息子にも会えるのが楽しみだ。

ナッテイ母子とお母様達は式の後3日ほど滞在する予定で、その間に北米地区の後始末やナッテイが社長となるホテル運営と不動産開発の会社についても今後の方向性などについて会議をする。

サラも同席するように言われている

ケンドーもその予定で婚約者と一緒に来るそうだ。会議にも出席する。

ケンドーはシアトルは初めてだと言うので驚いた。ローモアカンパニーにも来た事が無いらしい。

ケンドーはローランドが結婚するまでは自分は結婚しないと言って婚約者を長く待たせていたようだ。

だから来月ニューヨークで家族だけの小さな結婚式を挙げる事にしたそうだ。もちろんローランドとサラも参加する。

そしてナッテイは結局ハリーを切り捨てた。

離婚してナッテイがハリーの後社長として会社を経営していく事になったらしい。

ローランドは優秀な副社長がいるから大丈夫だろうと言っている。

ナッテイはバンクーバーで子供たちを育てたいと思っているようだ。

お母様のキャサリンは、ナッテイの家に一緒に暮らして子供たちの成長を見守りたいと言っている。

一番下の男の子はまだ2歳だ。ナッテイも子育てと社長業で大変だろう。

母として少しでも役に立つならと同居を決めたらしい。母親とは有り難いものだ。