美人秘書はCEOのお気に入り

サラが嫌がらずにいるのを確認すると、もう一度今度は何度も何度もキスを繰り返した。

サラは次第に深くなるキスにぼ~っとしてしまっていたが、はっとして思い出した。

急いでローランドの胸を押して、顔を離した。

「CEO、ここは本屋ですよ皆が…あれ?」

見ています…と言いかけて周りを見てみるとボデイガードが3人後ろ向きに立ってサラ達をガードしていて周りには人がいない。

さっきまで本屋には人がいっぱいいたのにどうなっているんだか?

「あはは、大丈夫だよ。誰も見てない。でもまあこの続きはシアトルの家に帰ってからになるかな、プライベートジェットの中でもいいけどね。でもせっかくサンフランシスコに来たんだ、サラのご両親のお墓にサラと結婚することを報告しよう」

そう言ってローランドはサラを車に押し込むと花屋で豪華な花束を買ってくれて両親の墓に供えてくれた。

サラの育った家も見たいと言うので、また元自宅にもよる羽目になった。

そうしてその後サンフランシスコの空港からプライベートジェットでシアトルに向かった。

プライベートジェットの中では離陸、着陸時以外はずっとなぜかローランドの膝の上に座らされて、まずは勝手に誤解して辞表を書いて去っていこうとした事へのお説教に30分

その後なぜローモアカンパニーを辞めると言う結論に至ったのかを説明しろと言われて、しどろもどろになりながらローランドが結婚したならそばで二人を見ていられる自信がないとあちこちに話をそらしながら、その度にローランドに話を引き戻されて、結局“大好き“と言わされるまでに40分。

その後これからローランドの自宅にすぐに引越してくるように説得されるのに20分

結婚式は何処でするとか新婚旅行は何処に行きたいとか将来の展望に30分。

もうサラは頭の中や心の中のキャパを超えて思考が追い付かずぐったりとしてしまっている。

サラとは対照的に、サラを腕に抱いてご機嫌のローランドだ。