美人秘書はCEOのお気に入り

ケンドーは会議の終了後ニューヨークに帰っていったが、ローランドは姉の家に一泊する予定だ。

旦那のハリーは気が休まらないかもしれないが、二人の5歳の双子の娘はローランドに懐いていてローランドも二人にはめっきり弱いのだ。

バンクーバーに来ると必ず二人に“ローおじちゃま泊って行ってね”と言われると否とは言えないのである。

そして次の日はどこかに連れて行くのがお約束になっている。

今回はビクトリアのブッチャートガーデンに連れて行けと言う。

双子は今ガーデニングにはまっているらしく庭の一角に二人の花壇をもらってバラを植えている。

庭師に教えてもらいながら苗から育てたと言う薔薇はなかなか見事な花をつけている。

ブッチャートガーデンのバラ園を見たいという事なのだが、バラの色の配色に悩んでいるらしく実際のガーデンを見てみたいと言う事だった。

変わった色のバラがあれば苗を買ってきたいそうだ。

ビクトリアのダウンタウンでも行きたい所があるらしい。

5歳の子供がブッチャートガーデンに行きたいとは渋いなと姉と笑いながら、ボデイガードにその準備を任せる。

姉は今妊娠7ヶ月でつかの間でもやんちゃでにぎやかな双子がいないのは骨休めになるだろう。

ローランドはそう思って双子を連れて行く事にしたのだ。

ボデイガードは仕事中は3名、プライベートの時は2名付く事になっている

彼らは運転手でもあり秘書の役目をするときもある。

昨日は3名連れていたが、1名は秘書のケンドーについてニューヨークに帰ったので、今は二人が付いている。

明日は、プライベートジェットでビクトリア迄飛んでそこからは運転手付きの車で移動の予定だ。