ここなら中の様子見えるし、声も聞こえる。
やっぱりだ。
殿下たちだけじゃない――。
「まず――」
ディラン殿下の声が響く。
低く、抑え込んだ怒気を含んだ声だ。
「君が、ティアナを殺そうとした刺客だな」
「――っ!?」
思わず息が止まる。
(お嬢さんを狙った刺客!?
そいつがここに!?)
「ち、違う……!」
男の声は焦りに満ちていた。
「殺すつもりはなかった! ただ脅すだけのつもりだったんだ!」
「……それで?」
ディラン殿下の声がさらに冷え込む。
「ローゼ嬢。
君は彼に、それを頼んだのか」
「ち、違いますわ!」
ローゼの声は震えていた。
「ご誤解ですの! わたくしはそんな……この方が勝手にやったことですわ!」
怯えたように首を振るローゼ。
その瞬間――。
「確かに、この女からは依頼されてない。
そっちの女の方だ」
刺客が指し示した先で、もう一人の令嬢が顔を伏せた。
そして刺客は、はっきりと言い切る。
「そこのスーザって女で間違いない」
「――は?」
頭の中で何かが弾けた。
(なんだってぇぇぇ!?)
やっぱりだ。
殿下たちだけじゃない――。
「まず――」
ディラン殿下の声が響く。
低く、抑え込んだ怒気を含んだ声だ。
「君が、ティアナを殺そうとした刺客だな」
「――っ!?」
思わず息が止まる。
(お嬢さんを狙った刺客!?
そいつがここに!?)
「ち、違う……!」
男の声は焦りに満ちていた。
「殺すつもりはなかった! ただ脅すだけのつもりだったんだ!」
「……それで?」
ディラン殿下の声がさらに冷え込む。
「ローゼ嬢。
君は彼に、それを頼んだのか」
「ち、違いますわ!」
ローゼの声は震えていた。
「ご誤解ですの! わたくしはそんな……この方が勝手にやったことですわ!」
怯えたように首を振るローゼ。
その瞬間――。
「確かに、この女からは依頼されてない。
そっちの女の方だ」
刺客が指し示した先で、もう一人の令嬢が顔を伏せた。
そして刺客は、はっきりと言い切る。
「そこのスーザって女で間違いない」
「――は?」
頭の中で何かが弾けた。
(なんだってぇぇぇ!?)



