「なるほど。それで、この後はどう動きますか?」
セナが当然のようにこちらを見る。
――すでに指示を待つ体勢だ。
「王国創立記念式典があるのは、知ってる?」
その言葉に、皆が一瞬だけ顔を見合わせた。
「騎士団からも参加者が出ますよね。まだ誰が行くかは決まっていませんが」
アレンが答え、ロベルトも短く頷く。
「王国創立記念式典は、人の出入りが非常に多い」
私は静かに言葉を選んだ。
「その混乱に紛れて――」
一拍置いて、告げる。
「潜入する」
「……潜入、ですか」
ユウリが低く呟いた。
「うん。正直に言うと、怪しい部屋はいくつか見つけられたわ。アリスの協力でね」
アリスが控えめに頷く。
「でも、実際に侵入するとなると……協力者が必須なの」
「それは、そうですね」
オリバー副団長も静かに同意した。
「なら、ディラン殿下がいるじゃん!」
レオが明るく言うが、私はゆっくりと首を振る。
「正直に言うと……ディランには、確実な証拠が出るまで伏せておきたい」
「ど、どうしてですか?」
レオが目を見開いた。
セナが当然のようにこちらを見る。
――すでに指示を待つ体勢だ。
「王国創立記念式典があるのは、知ってる?」
その言葉に、皆が一瞬だけ顔を見合わせた。
「騎士団からも参加者が出ますよね。まだ誰が行くかは決まっていませんが」
アレンが答え、ロベルトも短く頷く。
「王国創立記念式典は、人の出入りが非常に多い」
私は静かに言葉を選んだ。
「その混乱に紛れて――」
一拍置いて、告げる。
「潜入する」
「……潜入、ですか」
ユウリが低く呟いた。
「うん。正直に言うと、怪しい部屋はいくつか見つけられたわ。アリスの協力でね」
アリスが控えめに頷く。
「でも、実際に侵入するとなると……協力者が必須なの」
「それは、そうですね」
オリバー副団長も静かに同意した。
「なら、ディラン殿下がいるじゃん!」
レオが明るく言うが、私はゆっくりと首を振る。
「正直に言うと……ディランには、確実な証拠が出るまで伏せておきたい」
「ど、どうしてですか?」
レオが目を見開いた。



