「そういえばさ、
君たちラピスラズリ伯爵家の騎士団だよな?」
まさかこちらに話が向けられるとは思わず、少し驚きつつも返事をする。
「はい」
「ティアナ様ってさ、美人で強くて、有名だよな!」
「それな〜!
第2・第3騎士団の統合の話も聞いたぞ!」
「すごいよなー!
何十年も成し得なかったことをだぜ?
平民と貴族の処遇を同じにするって話だろ?」
「すげぇよ!!」
「そうです!」
「俺たちのお嬢様は一味ちがうからな!」
ふふん、とアレンとロベルトが自慢げに胸を張る。
――本人いる前でほんとやめてほしい。
「実際どうなんだ?
ティアナ様とディラン殿下って……」
「えっと……」
これは、なんて答えればいいのかわからない。
「俺は……まだ新人なんでわかりません」
しれっと逃げる。
「ふーん。
そっちはセナさんだよな?
強くて有名だぜ。ティアナ様の護衛騎士なんだろ?」
今度はセナに矛先が向く。
「まあ、どうですかね」
セナは淡々とかわしたが、
私は“余計なこと言わないでよ”と静かに目で訴えていた。
君たちラピスラズリ伯爵家の騎士団だよな?」
まさかこちらに話が向けられるとは思わず、少し驚きつつも返事をする。
「はい」
「ティアナ様ってさ、美人で強くて、有名だよな!」
「それな〜!
第2・第3騎士団の統合の話も聞いたぞ!」
「すごいよなー!
何十年も成し得なかったことをだぜ?
平民と貴族の処遇を同じにするって話だろ?」
「すげぇよ!!」
「そうです!」
「俺たちのお嬢様は一味ちがうからな!」
ふふん、とアレンとロベルトが自慢げに胸を張る。
――本人いる前でほんとやめてほしい。
「実際どうなんだ?
ティアナ様とディラン殿下って……」
「えっと……」
これは、なんて答えればいいのかわからない。
「俺は……まだ新人なんでわかりません」
しれっと逃げる。
「ふーん。
そっちはセナさんだよな?
強くて有名だぜ。ティアナ様の護衛騎士なんだろ?」
今度はセナに矛先が向く。
「まあ、どうですかね」
セナは淡々とかわしたが、
私は“余計なこと言わないでよ”と静かに目で訴えていた。



