「……お。じゃなくて……ソラは、平気ですか?」
言い直しながら、アレンがこちらをうかがう。
「うん。まだまだいけるよ」
「本当に体力お化けですね……」
セナが感心したように呟く横で、
「すごいだろ?」
なぜかロベルトが胸を張った。
その瞬間――
周囲が、ざわりと揺れた。
「殿下ですね」
「わあ……本当だ」
「なんか他所で見るとオーラあるな……」
ひそひそ声があちこちから漏れ、空気が一気に引き締まる。
セナ、アレン、ロベルトも自然と口をつぐみ、視線の先へ意識を向けた。
――まずい。
潜入していること自体はディランに伝えてある。
けれど、どんな姿で来ているかまでは話していない。
(バレたら……面倒、どころじゃ済まない)
でも、見た目も声も変えている。
大丈夫。落ち着け。
私は無意識に背筋を伸ばし、
周囲の空気に溶け込むように、そっと息を潜めた。
言い直しながら、アレンがこちらをうかがう。
「うん。まだまだいけるよ」
「本当に体力お化けですね……」
セナが感心したように呟く横で、
「すごいだろ?」
なぜかロベルトが胸を張った。
その瞬間――
周囲が、ざわりと揺れた。
「殿下ですね」
「わあ……本当だ」
「なんか他所で見るとオーラあるな……」
ひそひそ声があちこちから漏れ、空気が一気に引き締まる。
セナ、アレン、ロベルトも自然と口をつぐみ、視線の先へ意識を向けた。
――まずい。
潜入していること自体はディランに伝えてある。
けれど、どんな姿で来ているかまでは話していない。
(バレたら……面倒、どころじゃ済まない)
でも、見た目も声も変えている。
大丈夫。落ち着け。
私は無意識に背筋を伸ばし、
周囲の空気に溶け込むように、そっと息を潜めた。



