「いや、お嬢様……すっごく素敵! かっこいい!!」
テオが目を輝かせて叫ぶ。
「あ、王子さま……?」
一拍置いて――
「……でも、それもいい!!」
完全にうっとりしている。
「ありがとう」
軽く笑って返す。
「でもさ」
レオが腕を組み、じっとこちらを見つめた。
「見た目は完璧だけど……声でバレない?」
「それはね……」
口角を上げる。
「ふふふ」
「……なんだか悪の親玉みたいですよ、お嬢様」
ユウリが淡々と突っ込む。
「これ!」
首元に手をやり、魔宝石のついたチョーカーを見せる。
カチリ、と留め具をはめた。
「声、変わるだろ?」
次の瞬間――
「……す、すごっ!!」
レオが思わず声を張り上げる。
「ちょ、今の……完全に男の声じゃない!!」
ルイも興奮気味に身を乗り出す。
「どうしたんですか、それ」
セナも目を丸くした。
「声帯の魔力振動を調整する魔具。一定時間、性別判別できない音域に固定されるの」
さらっと説明する。
「……そんなの聞いたことないです」
「でしょうね」
にやりと笑う。
「非売品だし」
一同、沈黙。
そして――
「……本気すぎません?」
セナがぽつりと漏らす。
「当たり前でしょ」
視線を鏡の中の“俺”に戻す。
「今回は、遊びじゃないもの」
空気が、わずかに引き締まった。
テオが目を輝かせて叫ぶ。
「あ、王子さま……?」
一拍置いて――
「……でも、それもいい!!」
完全にうっとりしている。
「ありがとう」
軽く笑って返す。
「でもさ」
レオが腕を組み、じっとこちらを見つめた。
「見た目は完璧だけど……声でバレない?」
「それはね……」
口角を上げる。
「ふふふ」
「……なんだか悪の親玉みたいですよ、お嬢様」
ユウリが淡々と突っ込む。
「これ!」
首元に手をやり、魔宝石のついたチョーカーを見せる。
カチリ、と留め具をはめた。
「声、変わるだろ?」
次の瞬間――
「……す、すごっ!!」
レオが思わず声を張り上げる。
「ちょ、今の……完全に男の声じゃない!!」
ルイも興奮気味に身を乗り出す。
「どうしたんですか、それ」
セナも目を丸くした。
「声帯の魔力振動を調整する魔具。一定時間、性別判別できない音域に固定されるの」
さらっと説明する。
「……そんなの聞いたことないです」
「でしょうね」
にやりと笑う。
「非売品だし」
一同、沈黙。
そして――
「……本気すぎません?」
セナがぽつりと漏らす。
「当たり前でしょ」
視線を鏡の中の“俺”に戻す。
「今回は、遊びじゃないもの」
空気が、わずかに引き締まった。



