「だって、テオあんまり食べないじゃん!
腕も細いし!」
レオがテオの腕をつまんで揺らす。
けれど、実際には細いというより、無駄のない引き締まった腕だ。
「はあ? 食べてるし。
これでも筋肉ついてるし!!」
テオはむっとしながら袖をまくる。
浮き上がった筋が、しなやかな力を秘めているのがわかる。
細いけれど、触れたら硬そうな、いわゆる細マッチョ体型だ。
「全くもう」
ルイが呆れたように笑い、アリスは小さく首を振る。
2人とも、このやり取りに慣れきっている。
「歩けるから大丈夫だよ!
ほら、いこいこ!」
私はゆっくり立ち上がる。
足に少し力が入らなくて、体がふらついた。
「お嬢様、
せめて腕! 腕支えるから!!」
テオがすぐに駆け寄り、私の右腕をそっと取る。
その手は温かくて、思ったよりしっかりしていた。
細いのに、支えられると安心感がある。
「俺も俺も!!」
レオが反対側の腕をつかむ。
こちらは相変わらず勢いが強い。
「ねぇ、これなんか私、囚われた人みたいじゃない?」
「お嬢さん確保ーだ!」
レオが楽しそうに言う。
テオは横で真剣な顔のまま。
「ちょっとさ、俺は本気で心配してるんだけど!!」
テオの声は本気で、胸の奥に響く。
その真面目さが、逆に可笑しくて少し笑ってしまう。
「ねぇー歩きにくいって。」
2人に挟まれたまま、ガヤガヤと歩き出す。
まるで護衛されているみたいで、少し照れくさい。
その後ろからルイとアリスがやれやれという顔でついてくる。
腕も細いし!」
レオがテオの腕をつまんで揺らす。
けれど、実際には細いというより、無駄のない引き締まった腕だ。
「はあ? 食べてるし。
これでも筋肉ついてるし!!」
テオはむっとしながら袖をまくる。
浮き上がった筋が、しなやかな力を秘めているのがわかる。
細いけれど、触れたら硬そうな、いわゆる細マッチョ体型だ。
「全くもう」
ルイが呆れたように笑い、アリスは小さく首を振る。
2人とも、このやり取りに慣れきっている。
「歩けるから大丈夫だよ!
ほら、いこいこ!」
私はゆっくり立ち上がる。
足に少し力が入らなくて、体がふらついた。
「お嬢様、
せめて腕! 腕支えるから!!」
テオがすぐに駆け寄り、私の右腕をそっと取る。
その手は温かくて、思ったよりしっかりしていた。
細いのに、支えられると安心感がある。
「俺も俺も!!」
レオが反対側の腕をつかむ。
こちらは相変わらず勢いが強い。
「ねぇ、これなんか私、囚われた人みたいじゃない?」
「お嬢さん確保ーだ!」
レオが楽しそうに言う。
テオは横で真剣な顔のまま。
「ちょっとさ、俺は本気で心配してるんだけど!!」
テオの声は本気で、胸の奥に響く。
その真面目さが、逆に可笑しくて少し笑ってしまう。
「ねぇー歩きにくいって。」
2人に挟まれたまま、ガヤガヤと歩き出す。
まるで護衛されているみたいで、少し照れくさい。
その後ろからルイとアリスがやれやれという顔でついてくる。



