迷宮が悲鳴を上げるように揺れ、
壁が波打ち、天井が崩れ始めた。
「こっちです!」
セナが叫ぶ。
ディランは私を抱えたまま走り続ける。
その姿を見て、レオが慌てて叫んだ。
「ねぇやっぱりさ! 殿下もその状態でお嬢さん抱えたら危なくない!?」
「大丈夫だ」
ディランは即答する。
「レオちゃんは黙って走りなさい!」
ルイが容赦なく怒鳴る。
「あと絶対罠にかからないでよね!
今度かかったら、まじで置いていくからね!!」
「ひどくない!?」
レオが涙目で抗議する。
その横でレイが冷静に眼鏡を押し上げた。
「セナさん、そこ左です」
「了解です!」
セナが鋭く曲がる。
そのタイミングで、ディランが私に小声で言った。
「ティアナ、重くないから安心して」
「それ言わなくていいから!!」
「仲良いな! 2人とも!」
レオが笑いながら叫ぶ。
「今それ言う!? 真面目に走れ!!」
テオが全力でツッコむ。
崩れゆく迷宮の中、
私たちは叫び合いながら、
それでも息を合わせて出口へ向かって駆け抜けた。
壁が波打ち、天井が崩れ始めた。
「こっちです!」
セナが叫ぶ。
ディランは私を抱えたまま走り続ける。
その姿を見て、レオが慌てて叫んだ。
「ねぇやっぱりさ! 殿下もその状態でお嬢さん抱えたら危なくない!?」
「大丈夫だ」
ディランは即答する。
「レオちゃんは黙って走りなさい!」
ルイが容赦なく怒鳴る。
「あと絶対罠にかからないでよね!
今度かかったら、まじで置いていくからね!!」
「ひどくない!?」
レオが涙目で抗議する。
その横でレイが冷静に眼鏡を押し上げた。
「セナさん、そこ左です」
「了解です!」
セナが鋭く曲がる。
そのタイミングで、ディランが私に小声で言った。
「ティアナ、重くないから安心して」
「それ言わなくていいから!!」
「仲良いな! 2人とも!」
レオが笑いながら叫ぶ。
「今それ言う!? 真面目に走れ!!」
テオが全力でツッコむ。
崩れゆく迷宮の中、
私たちは叫び合いながら、
それでも息を合わせて出口へ向かって駆け抜けた。



