セナが静かに剣を掲げた。
その動きは、冷たく澄んだ水面をなぞるように滑らかだ。
「我が剣に従え――アクアマリン」
淡い青白い光が刀身を包み、
空気が一瞬で凍りつく。
氷の魔力が剣先から溢れ、斬撃の軌跡に白い霧が舞った。
その凍気は、確実にジョルジュの動きを奪っていく。
続いて、テオが地を蹴り、前へと躍り出た。
「紅く、鋭く――我が想いに応えよ、スピネル」
深紅の魔力が刀身を染め上げ、
黒に近い紅が空気を揺らす。
その刃は、怒りと決意そのものだった。
テオの一撃は迷いを断ち切るように鋭く、
セナの氷の軌跡をなぞるように走る。
――普段は喧嘩ばかりの2人なのに。
今は驚くほど息が合っている。
セナが凍気で動きを鈍らせ、
テオがその隙を逃さず叩き込む。
テオの紅が道を切り開き、
セナの氷がその道を固める。
まるで長年の相棒のように、
互いの動きを読み合い、補い合っていた。
ガンッ!
ドッ!
「ぐっ……!」
ジョルジュの身体が吹っ飛び、
壁に叩きつけられて床に膝をつく。
ディランの顔が歪むのを見るたび、胸が少し痛む。
けれど――2人は迷わない。
セナが冷たく言い放つ。
「動きが鈍ったな」
テオが笑う。
「そりゃそうだよ。俺たち、容赦しないからね」
2人は再び構えた。
氷と紅――相反する魔力が、
今はひとつの目的のために重なり合う。
「行くよ、セナ」
「呼び捨てするな」
「今ぐらいいいでしょ?」
「……仕方ないな。合わせろよ、テオ」
「はいはい」
迷いなく、前へ踏み込んだ。
その動きは、冷たく澄んだ水面をなぞるように滑らかだ。
「我が剣に従え――アクアマリン」
淡い青白い光が刀身を包み、
空気が一瞬で凍りつく。
氷の魔力が剣先から溢れ、斬撃の軌跡に白い霧が舞った。
その凍気は、確実にジョルジュの動きを奪っていく。
続いて、テオが地を蹴り、前へと躍り出た。
「紅く、鋭く――我が想いに応えよ、スピネル」
深紅の魔力が刀身を染め上げ、
黒に近い紅が空気を揺らす。
その刃は、怒りと決意そのものだった。
テオの一撃は迷いを断ち切るように鋭く、
セナの氷の軌跡をなぞるように走る。
――普段は喧嘩ばかりの2人なのに。
今は驚くほど息が合っている。
セナが凍気で動きを鈍らせ、
テオがその隙を逃さず叩き込む。
テオの紅が道を切り開き、
セナの氷がその道を固める。
まるで長年の相棒のように、
互いの動きを読み合い、補い合っていた。
ガンッ!
ドッ!
「ぐっ……!」
ジョルジュの身体が吹っ飛び、
壁に叩きつけられて床に膝をつく。
ディランの顔が歪むのを見るたび、胸が少し痛む。
けれど――2人は迷わない。
セナが冷たく言い放つ。
「動きが鈍ったな」
テオが笑う。
「そりゃそうだよ。俺たち、容赦しないからね」
2人は再び構えた。
氷と紅――相反する魔力が、
今はひとつの目的のために重なり合う。
「行くよ、セナ」
「呼び捨てするな」
「今ぐらいいいでしょ?」
「……仕方ないな。合わせろよ、テオ」
「はいはい」
迷いなく、前へ踏み込んだ。



