「お嬢様〜、大丈夫だった?」
ひょいっと覗き込んでくるその距離感が近すぎて、心臓が跳ねる。
「う、うん。テオは?」
「俺?全然平気だよ」
さらっと言うその軽さが、逆に心に刺さる。
「私に剣を向けられないって言ってた割には……容赦なかったね」
苦笑しながら言うと、テオは迷いなく答えた。
「だって、あれはお嬢様じゃないでしょ?
本物のお嬢様は…こんなに綺麗で可愛いんだから」
へにゃりと笑い、私の頬に触れようと伸びてきた手を――
セナがすかさず掴んだ。
「気安く触るな」
「えぇ〜? ちょっとくらい良くない?
さっき命張って守ったんだよ、俺」
「それとこれとは別だ」
「けちー。
お嬢様少しぐらいいいよね?」
急にこちらに振られて、思わず言葉に詰まる。
「え、えっと……」
「ほら、困ってるだろ。離れろ」
「はーい、はーい。
でもさ、あとで手、握ってくれてもいいよ?」
「握るか!
そんなに握りたいなら俺が握ってやる」
セナがグッとテオの手を掴む。
「いっててて!強い強いって!!」
セナとテオのやり取りに、思わず笑ってしまう。
「とりあえず進もうか」
「ですね」
「はーい。
ほんと容赦なさすぎ」
テオが文句を言いながら、
さらに迷宮の奥へと進んでいく。
ひょいっと覗き込んでくるその距離感が近すぎて、心臓が跳ねる。
「う、うん。テオは?」
「俺?全然平気だよ」
さらっと言うその軽さが、逆に心に刺さる。
「私に剣を向けられないって言ってた割には……容赦なかったね」
苦笑しながら言うと、テオは迷いなく答えた。
「だって、あれはお嬢様じゃないでしょ?
本物のお嬢様は…こんなに綺麗で可愛いんだから」
へにゃりと笑い、私の頬に触れようと伸びてきた手を――
セナがすかさず掴んだ。
「気安く触るな」
「えぇ〜? ちょっとくらい良くない?
さっき命張って守ったんだよ、俺」
「それとこれとは別だ」
「けちー。
お嬢様少しぐらいいいよね?」
急にこちらに振られて、思わず言葉に詰まる。
「え、えっと……」
「ほら、困ってるだろ。離れろ」
「はーい、はーい。
でもさ、あとで手、握ってくれてもいいよ?」
「握るか!
そんなに握りたいなら俺が握ってやる」
セナがグッとテオの手を掴む。
「いっててて!強い強いって!!」
セナとテオのやり取りに、思わず笑ってしまう。
「とりあえず進もうか」
「ですね」
「はーい。
ほんと容赦なさすぎ」
テオが文句を言いながら、
さらに迷宮の奥へと進んでいく。



