その光が、平の心を飲み込んで、わたしの知らない『あやかしの王』に変えてしまう――。
そう思った瞬間、わたしの指が、無意識にバーコードリーダーのボタンを連打していた。
************
【品名】????の王
【価格】絶望のプライスレス
【危険度】不明
【属性】不明
************
ビーッ、ビーッ!
エラー音だけが鳴り響く。
でも、苦しそうな平の胸元には、黄金に輝く『王のコード』が、まるで鎖のように絡みついているのが見えた。
『ムダですよ。王の魂に刻まれた記録(コード)を、その道具でどうにかできるはずが……』
「そんなことない!」
わたしはきっぱりと、悪奪鬼さんの言葉をさえぎる。
黄金の熱風にあおられても、バーコードリーダーを手離さない。
「お願い! いつものように、『ピッ』といって……! 平を助けて!」
涙で視界がにじむ中、わたしは黄金の光の渦中に、無理やりバーコードリーダーを押し当てた。
だけど……。
『封印の巫女……。また、私を封印するつもりなのか?』
頭を抱えた平が、わたしに向けた鋭い視線にビクッとする。
それは、まるで『敵』を見ているようだったからだ。
そう思った瞬間、わたしの指が、無意識にバーコードリーダーのボタンを連打していた。
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【品名】????の王
【価格】絶望のプライスレス
【危険度】不明
【属性】不明
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ビーッ、ビーッ!
エラー音だけが鳴り響く。
でも、苦しそうな平の胸元には、黄金に輝く『王のコード』が、まるで鎖のように絡みついているのが見えた。
『ムダですよ。王の魂に刻まれた記録(コード)を、その道具でどうにかできるはずが……』
「そんなことない!」
わたしはきっぱりと、悪奪鬼さんの言葉をさえぎる。
黄金の熱風にあおられても、バーコードリーダーを手離さない。
「お願い! いつものように、『ピッ』といって……! 平を助けて!」
涙で視界がにじむ中、わたしは黄金の光の渦中に、無理やりバーコードリーダーを押し当てた。
だけど……。
『封印の巫女……。また、私を封印するつもりなのか?』
頭を抱えた平が、わたしに向けた鋭い視線にビクッとする。
それは、まるで『敵』を見ているようだったからだ。



