部屋へ案内された。
「王妃教育は明日からになります。本日は、どうぞごゆっくりお過ごしください」
そう言って、レイさんは深く頭を下げた。
扉が閉まり、私は一人になった。
……ちらりと部屋を見回す。
ひ、広い。
大きなベッド。テーブルと椅子。本棚には本が並び、風呂もトイレも洗面台も揃っている。
生活に必要なものは、すべてある。
ここから一歩も出なくても――完結してしまう。
「……幽閉じゃない?」
思わず呟いてしまった。
勝手に出歩いたら、さすがに怒られるだろうか。今日は大人しくしていたほうがいいのかもしれない。
……いや。出るなとは言われていない。
――少しくらいなら。
探検に行こう。
そう決めて、私はしれっと部屋を抜け出し、歩き回った。
……ひ、広すぎる。
廊下は長く、部屋の数も多い。迷いそうになるほどだ。
あれは……王国騎士団の訓練所だろうか。立派だな。
あとで、見学させてもらえないだろうか。
「王妃教育は明日からになります。本日は、どうぞごゆっくりお過ごしください」
そう言って、レイさんは深く頭を下げた。
扉が閉まり、私は一人になった。
……ちらりと部屋を見回す。
ひ、広い。
大きなベッド。テーブルと椅子。本棚には本が並び、風呂もトイレも洗面台も揃っている。
生活に必要なものは、すべてある。
ここから一歩も出なくても――完結してしまう。
「……幽閉じゃない?」
思わず呟いてしまった。
勝手に出歩いたら、さすがに怒られるだろうか。今日は大人しくしていたほうがいいのかもしれない。
……いや。出るなとは言われていない。
――少しくらいなら。
探検に行こう。
そう決めて、私はしれっと部屋を抜け出し、歩き回った。
……ひ、広すぎる。
廊下は長く、部屋の数も多い。迷いそうになるほどだ。
あれは……王国騎士団の訓練所だろうか。立派だな。
あとで、見学させてもらえないだろうか。



