セナと二人きりになる。
「相変わらず、あの人は……」
ため息混じりにセナが呟く。
「ねぇ、約束ってなに?」
思わず訊いてしまう。
「……内緒です」
セナの顔は少しだけ真剣で、頬も微かに赤い。
「えー」
「いいません」
ピシャリと返されて、私はちょっと口を尖らせる。
「……あ、そういえばさ、ディランがね。セナとはお酒を交わした仲だって言ってたけど、本当?」
思わず探るように訊く。
セナは一瞬、視線を逸らす。
「……本当です」
「仲良いんだ」
ちょっと嬉しそうに返してみるが、セナの答えは微妙だ。
「仲良くは、ないです」
その声は少しだけ歯切れが悪く、肩の力も抜けていない。
「出来ればなかったことにしたい記憶です」
その言葉に、私は思わず眉をひそめる。
一体、何があったんだろう。
セナの視線が、どこか遠くを見ているようで、
何か言えないことを抱えているのが分かる。
――不思議と、気になって仕方がない。
でもこの様子では教えてくれなそうだ。
「そうだ、騎士団の方はどう?」
統合の話が決まって、みんな大忙しだろう。
「はい、そちらは順調に進んでいます。
今後の任務も、メンバーを入れ替えながら調整する予定です」
「そっか…」
少し安心したように頷きながら、私は胸の中でほっと息をついた。
「相変わらず、あの人は……」
ため息混じりにセナが呟く。
「ねぇ、約束ってなに?」
思わず訊いてしまう。
「……内緒です」
セナの顔は少しだけ真剣で、頬も微かに赤い。
「えー」
「いいません」
ピシャリと返されて、私はちょっと口を尖らせる。
「……あ、そういえばさ、ディランがね。セナとはお酒を交わした仲だって言ってたけど、本当?」
思わず探るように訊く。
セナは一瞬、視線を逸らす。
「……本当です」
「仲良いんだ」
ちょっと嬉しそうに返してみるが、セナの答えは微妙だ。
「仲良くは、ないです」
その声は少しだけ歯切れが悪く、肩の力も抜けていない。
「出来ればなかったことにしたい記憶です」
その言葉に、私は思わず眉をひそめる。
一体、何があったんだろう。
セナの視線が、どこか遠くを見ているようで、
何か言えないことを抱えているのが分かる。
――不思議と、気になって仕方がない。
でもこの様子では教えてくれなそうだ。
「そうだ、騎士団の方はどう?」
統合の話が決まって、みんな大忙しだろう。
「はい、そちらは順調に進んでいます。
今後の任務も、メンバーを入れ替えながら調整する予定です」
「そっか…」
少し安心したように頷きながら、私は胸の中でほっと息をついた。



