「試合形式は、代表者3名を出し、先に2勝した方の勝利とする」
私がそう告げると、アレンがおずおずと手を挙げた。
「質問、いいでしょうか?」
「どうぞ」
「その代表メンバーは……団長と副団長と、テオさんですか?」
第3騎士団の中で実力だけを見れば、その3人が頭ひとつ抜けている。
皆も当然そうなると思っていたのだろう。
「いやぁ。俺は出ないよ」
ルーク団長が、しれっと言った。
「え? じゃあ、誰が……?」
「セナ副団長、テオ。
そして――アレンに出てもらいたい」
私がそう告げた瞬間。
「え、ええええ――――!?」
アレンが、素で悲鳴を上げた。
「な、なんでアレンなんですか?
まだ新人ですよ」
彼の指導役であるロベルトが、代表して口を開く。
私は一度、皆を見渡し、ゆっくりと話し始めた。
「私はね、第3騎士団が好きよ」
その一言で、場が静まる。
「明るくて、前向きで。
時々、少し馬鹿なこともするけれど――
正義感が強くて、仲間同士で切磋琢磨できる。
本当に、誇れる騎士団だと思ってる」
そして、アレンへ視線を向けた。
「第2騎士団の中には、
今も第3騎士団を“格下”だと思っている人がいるでしょう」
「だからこそ、新人のアレンが、どこまでやれるのかを示したい」
それは挑発であり、宣言だった。
「第3騎士団は、団長や副団長だけで成り立っているわけじゃないってことを」
私はまっすぐにアレンを見る。
「どうかな、アレン。
怖いと思うなら、無理にとは言わない」
一拍置いて。
「それでも――
一緒に、第3騎士団の誇りを示してくれる?」
一瞬、場が静まり返った。
私がそう告げると、アレンがおずおずと手を挙げた。
「質問、いいでしょうか?」
「どうぞ」
「その代表メンバーは……団長と副団長と、テオさんですか?」
第3騎士団の中で実力だけを見れば、その3人が頭ひとつ抜けている。
皆も当然そうなると思っていたのだろう。
「いやぁ。俺は出ないよ」
ルーク団長が、しれっと言った。
「え? じゃあ、誰が……?」
「セナ副団長、テオ。
そして――アレンに出てもらいたい」
私がそう告げた瞬間。
「え、ええええ――――!?」
アレンが、素で悲鳴を上げた。
「な、なんでアレンなんですか?
まだ新人ですよ」
彼の指導役であるロベルトが、代表して口を開く。
私は一度、皆を見渡し、ゆっくりと話し始めた。
「私はね、第3騎士団が好きよ」
その一言で、場が静まる。
「明るくて、前向きで。
時々、少し馬鹿なこともするけれど――
正義感が強くて、仲間同士で切磋琢磨できる。
本当に、誇れる騎士団だと思ってる」
そして、アレンへ視線を向けた。
「第2騎士団の中には、
今も第3騎士団を“格下”だと思っている人がいるでしょう」
「だからこそ、新人のアレンが、どこまでやれるのかを示したい」
それは挑発であり、宣言だった。
「第3騎士団は、団長や副団長だけで成り立っているわけじゃないってことを」
私はまっすぐにアレンを見る。
「どうかな、アレン。
怖いと思うなら、無理にとは言わない」
一拍置いて。
「それでも――
一緒に、第3騎士団の誇りを示してくれる?」
一瞬、場が静まり返った。



