「そこは、どうにかするつもりです」
私がそう言うと、
ルーク団長は腕を組み、ふっと口元を緩めた。
「でも、いいんじゃない?
お互い、良い刺激にはなると思うよ」
「ですよね!」
私は思わず身を乗り出す。
「とりあえず考えているのは、
お互いの騎士団から3人ずつ出して、
その勝敗で判断する、という形です」
「ふむ」
ルーク団長は顎に手を当て、少しだけ考え込む。
だが次の瞬間、軽い口調のまま視線だけが鋭くなった。
「たださ。
第3騎士団の要求は“勝てば即・統合”なんだろ?」
「……はい」
「問題は第2騎士団だよね」
ルーク団長は肩をすくめる。
「向こうの要求をどこまで飲むか。
それと同等の“見返り”を用意できないと、
ただの力比べで終わっちゃう」
「同等のもの……」
私が呟くと、
「そう」
ルーク団長はにやりと笑った。
「彼らが欲しいのは、名誉か、発言権か――
それとも、もっと別のものか」
その言葉に、部屋の空気が少しだけ張りつめた。
「確かに、そこは大事ですよね……」
セナは腕を組み、真剣な顔で考え込む。
「剣のメンテナンス費用の負担、
筋肉増強トレーニング用の機材の増設……
あとは、食堂で美味しいものが食べられるとか……」
「それ、完全にセナが欲しいものだよね」
「……」
セナは小さく視線を逸らした。
私は一歩前に出て、ルーク団長の耳元へそっと顔を寄せる。
「じゃあ――これ、どうです」
こそっと囁く。
ルーク団長は一瞬きょとんとしたあと――
次の瞬間、吹き出した。
「……ははっ!」
そして、口元を押さえながら言う。
「いや、それはわりとあり!」
その表情は、完全に“乗り気”だった。
私がそう言うと、
ルーク団長は腕を組み、ふっと口元を緩めた。
「でも、いいんじゃない?
お互い、良い刺激にはなると思うよ」
「ですよね!」
私は思わず身を乗り出す。
「とりあえず考えているのは、
お互いの騎士団から3人ずつ出して、
その勝敗で判断する、という形です」
「ふむ」
ルーク団長は顎に手を当て、少しだけ考え込む。
だが次の瞬間、軽い口調のまま視線だけが鋭くなった。
「たださ。
第3騎士団の要求は“勝てば即・統合”なんだろ?」
「……はい」
「問題は第2騎士団だよね」
ルーク団長は肩をすくめる。
「向こうの要求をどこまで飲むか。
それと同等の“見返り”を用意できないと、
ただの力比べで終わっちゃう」
「同等のもの……」
私が呟くと、
「そう」
ルーク団長はにやりと笑った。
「彼らが欲しいのは、名誉か、発言権か――
それとも、もっと別のものか」
その言葉に、部屋の空気が少しだけ張りつめた。
「確かに、そこは大事ですよね……」
セナは腕を組み、真剣な顔で考え込む。
「剣のメンテナンス費用の負担、
筋肉増強トレーニング用の機材の増設……
あとは、食堂で美味しいものが食べられるとか……」
「それ、完全にセナが欲しいものだよね」
「……」
セナは小さく視線を逸らした。
私は一歩前に出て、ルーク団長の耳元へそっと顔を寄せる。
「じゃあ――これ、どうです」
こそっと囁く。
ルーク団長は一瞬きょとんとしたあと――
次の瞬間、吹き出した。
「……ははっ!」
そして、口元を押さえながら言う。
「いや、それはわりとあり!」
その表情は、完全に“乗り気”だった。



