「それより、テオちゃんいないわね」
静寂を破るように、ルイが口を開いた。
「そうですよ! テオさんに剣の指導、お願いしようと思ってたのに!」
エリックが本気で残念そうに肩を落とす。
……この人、ずいぶんキャラ変わったな。
「休みだ……」
そういえば、この忙しい時期に長期休暇を取ったと、あとからルーク団長に聞いたのを思い出す。
「まさかとは思うけど……ティアナちゃんのところじゃないわよね?」
ルイの視線が、探るようにこちらへ向けられる。
「いや、わりとありえますね」
ユウリが淡々と頷いた。
「あーあ、早く会いたいなー」
レオのあまりに素直な一言に、場にまた静かな風が流れる。
――お嬢様。
大丈夫だろうか。
早く、会いたい。
俺はふと、耳元のアクアマリンのピアスに触れた。
ひんやりとした感触が、胸の奥に灯る熱を、ほんの少しだけ鎮めてくれる。
それでも――
この距離は、やはり遠い。
静寂を破るように、ルイが口を開いた。
「そうですよ! テオさんに剣の指導、お願いしようと思ってたのに!」
エリックが本気で残念そうに肩を落とす。
……この人、ずいぶんキャラ変わったな。
「休みだ……」
そういえば、この忙しい時期に長期休暇を取ったと、あとからルーク団長に聞いたのを思い出す。
「まさかとは思うけど……ティアナちゃんのところじゃないわよね?」
ルイの視線が、探るようにこちらへ向けられる。
「いや、わりとありえますね」
ユウリが淡々と頷いた。
「あーあ、早く会いたいなー」
レオのあまりに素直な一言に、場にまた静かな風が流れる。
――お嬢様。
大丈夫だろうか。
早く、会いたい。
俺はふと、耳元のアクアマリンのピアスに触れた。
ひんやりとした感触が、胸の奥に灯る熱を、ほんの少しだけ鎮めてくれる。
それでも――
この距離は、やはり遠い。



