「あれ〜なんか随分楽しそうだね」
その一言をきっかけに、周囲の騎士たちが一斉に姿勢を正し、挨拶を始めた。
「お嬢様。久しぶりです〜」
緑の髪を揺らし、穏やかに笑う――第3騎士団団長、ルークだった。
「ルーク団長、お久しぶりです」
「色々あったみたいですね〜」
「ええ」
どうやら、ガイルの件についてはそれとなく耳に入っているらしい。
「それよりも、話があるってことでしたよね〜」
「そうそう」
「とりあえず、ここだとあれですから。俺の部屋に行きますか」
「そうね」
「俺もお供します」
セナがすっと前に出る。
さすが私の専属護衛騎士だ。
3人はそのままルーク団長の部屋へ向かった。
ルーク団長の後に続き、部屋に足を踏み入れる。
「どうぞ〜」
促されて中に入った瞬間、思わず目を瞬かせた。
……とにかく物が多い。
書類、本、小物、謎の道具まで、あちこちに積まれている。
全体的にごちゃごちゃしていて、どこから片付ければいいのか分からないレベルだ。
「……どうして、またこんなに散らかってるんですか!
俺、3日前に片づけましたよね!」
セナが呆れたように言いながら、本を棚に戻していく。
その手際の良さは、完全に“慣れている人”のそれだった。
「いやぁ、どうも苦手でね」
ルーク団長は困ったように笑い、頭をかく。
セナはテーブルの上の物を手早く端へ寄せ、ソファの前を空けた。
その動きに、妙な信頼感すら覚える。
「お嬢様はこちらに」
「ありがとう」
腰を下ろしながら、
(……本当に、よく面倒を見ているな)
と内心で小さく思った。
その一言をきっかけに、周囲の騎士たちが一斉に姿勢を正し、挨拶を始めた。
「お嬢様。久しぶりです〜」
緑の髪を揺らし、穏やかに笑う――第3騎士団団長、ルークだった。
「ルーク団長、お久しぶりです」
「色々あったみたいですね〜」
「ええ」
どうやら、ガイルの件についてはそれとなく耳に入っているらしい。
「それよりも、話があるってことでしたよね〜」
「そうそう」
「とりあえず、ここだとあれですから。俺の部屋に行きますか」
「そうね」
「俺もお供します」
セナがすっと前に出る。
さすが私の専属護衛騎士だ。
3人はそのままルーク団長の部屋へ向かった。
ルーク団長の後に続き、部屋に足を踏み入れる。
「どうぞ〜」
促されて中に入った瞬間、思わず目を瞬かせた。
……とにかく物が多い。
書類、本、小物、謎の道具まで、あちこちに積まれている。
全体的にごちゃごちゃしていて、どこから片付ければいいのか分からないレベルだ。
「……どうして、またこんなに散らかってるんですか!
俺、3日前に片づけましたよね!」
セナが呆れたように言いながら、本を棚に戻していく。
その手際の良さは、完全に“慣れている人”のそれだった。
「いやぁ、どうも苦手でね」
ルーク団長は困ったように笑い、頭をかく。
セナはテーブルの上の物を手早く端へ寄せ、ソファの前を空けた。
その動きに、妙な信頼感すら覚える。
「お嬢様はこちらに」
「ありがとう」
腰を下ろしながら、
(……本当に、よく面倒を見ているな)
と内心で小さく思った。



