ふと視線を向けると、テオとユリアが――なぜか異様に盛り上がっていた。
嫌な予感しかしない。
すると、
「ティアナ様の魅力を、私がプレゼンいたしますわ!」
「うん、お願い!」
テオがウキウキと身を乗り出す。
完全にノリノリだ。
「まずはこちらですわ!」
ユリアはスケッチブックを取り出し、勢いよく開いた。
「私とお嬢様が出会ったとき――
7歳とは思えないほど可憐で、ピンクのドレスが本当にお似合いでしたの!」
(まてまて、なんだそれは……!)
「そしてこちら。8歳のお茶会のときですわ!」
ページがめくられる。
「髪型は三つ編み、淡いグリーンのドレス。
まるで新緑の妖精のようでした!」
ユリアはうっとりと語り、テオはなぜか真剣に頷いている。
「あの……ユリア?
それは、いったい……?」
恐る恐る尋ねると、
「こちらは、私がティアナ様との一瞬一瞬を記録したものになりますの!」
胸を張って堂々と言い切った。
「……ちょっと、見せて」
受け取った瞬間、背後から気配が増える。
いつの間にかセナ、アレン、ロベルトまで覗き込んでいた。
「すごーい! よく描けてますね!」
「ほんとだな!」
アレンとロベルトが素直に感嘆の声を上げる。
「……懐かしいな」
セナまでしみじみと言った。
――ページ数、多すぎ。
しかも、絵がやたら上手い。
表情も仕草も、妙にリアルで、当時の空気まで蘇るほどだ。
そして。
(……私、こんなこと言ってたっけ)
何気なく呟いたはずの言葉まで、
一字一句、丁寧に書き留められている。
「……うん」
「こわっ!!!」
思わず叫んでしまった。
「いずれ――
ティアナ様の生き様を、本にするのが夢ですわ」
ユリアはうっとりと語る。
「それ、俺ほしい!」
テオがビシッと手を挙げた。
「いや、ほんとやめて!!」
私の声が響き、周囲に笑い声が溢れた。
嫌な予感しかしない。
すると、
「ティアナ様の魅力を、私がプレゼンいたしますわ!」
「うん、お願い!」
テオがウキウキと身を乗り出す。
完全にノリノリだ。
「まずはこちらですわ!」
ユリアはスケッチブックを取り出し、勢いよく開いた。
「私とお嬢様が出会ったとき――
7歳とは思えないほど可憐で、ピンクのドレスが本当にお似合いでしたの!」
(まてまて、なんだそれは……!)
「そしてこちら。8歳のお茶会のときですわ!」
ページがめくられる。
「髪型は三つ編み、淡いグリーンのドレス。
まるで新緑の妖精のようでした!」
ユリアはうっとりと語り、テオはなぜか真剣に頷いている。
「あの……ユリア?
それは、いったい……?」
恐る恐る尋ねると、
「こちらは、私がティアナ様との一瞬一瞬を記録したものになりますの!」
胸を張って堂々と言い切った。
「……ちょっと、見せて」
受け取った瞬間、背後から気配が増える。
いつの間にかセナ、アレン、ロベルトまで覗き込んでいた。
「すごーい! よく描けてますね!」
「ほんとだな!」
アレンとロベルトが素直に感嘆の声を上げる。
「……懐かしいな」
セナまでしみじみと言った。
――ページ数、多すぎ。
しかも、絵がやたら上手い。
表情も仕草も、妙にリアルで、当時の空気まで蘇るほどだ。
そして。
(……私、こんなこと言ってたっけ)
何気なく呟いたはずの言葉まで、
一字一句、丁寧に書き留められている。
「……うん」
「こわっ!!!」
思わず叫んでしまった。
「いずれ――
ティアナ様の生き様を、本にするのが夢ですわ」
ユリアはうっとりと語る。
「それ、俺ほしい!」
テオがビシッと手を挙げた。
「いや、ほんとやめて!!」
私の声が響き、周囲に笑い声が溢れた。



