「あら、李胡ちゃん。おはよう。今から学校?」
翌朝、わたしが家を出ると、和真のお母さんもちょうどゴミ出しに出てきたところで、和真にそっくりな笑顔をわたしに向けてくれた。
どうしよう……きっと和真が帰ってこなくて、心配してるよね。ちゃんと言わなくちゃ。
でも、息子がひと晩帰ってこなくて心配してる……って感じじゃない……?
なんだか胸がざわざわする。
「お、おはようございます。あの……和真のことなんですけどっ」
わたしが思いきってそう切り出すと、和真のお母さんが首をかしげる。
「和真くん……? あらぁ、ひょっとして李胡ちゃん、ボーイフレンドでもできたの?」
和真のお母さんが、にやりとする。
「違いますよ! 和真とはそんなんじゃ……」
慌てて否定したものの、なんだか微妙に会話がかみ合っていないような……。
「とにかく和真のことは、今うちで預かって……いや、その……とっても元気にしているので、心配しないでくださいっ」
わたしは和真のお母さんに向かって大きく頭をさげると、逃げるようにして学校に向かって駆けだした。
翌朝、わたしが家を出ると、和真のお母さんもちょうどゴミ出しに出てきたところで、和真にそっくりな笑顔をわたしに向けてくれた。
どうしよう……きっと和真が帰ってこなくて、心配してるよね。ちゃんと言わなくちゃ。
でも、息子がひと晩帰ってこなくて心配してる……って感じじゃない……?
なんだか胸がざわざわする。
「お、おはようございます。あの……和真のことなんですけどっ」
わたしが思いきってそう切り出すと、和真のお母さんが首をかしげる。
「和真くん……? あらぁ、ひょっとして李胡ちゃん、ボーイフレンドでもできたの?」
和真のお母さんが、にやりとする。
「違いますよ! 和真とはそんなんじゃ……」
慌てて否定したものの、なんだか微妙に会話がかみ合っていないような……。
「とにかく和真のことは、今うちで預かって……いや、その……とっても元気にしているので、心配しないでくださいっ」
わたしは和真のお母さんに向かって大きく頭をさげると、逃げるようにして学校に向かって駆けだした。



