「ああ、和真。……うん、もう大丈夫だよ。ごめん、これ、ありがとね」
ぎこちなく笑いながら、さっきかぶせてくれたタオルを返すと、和真が黙ったままじっとわたしの目を見つめてくる。
「な、なに?」
「いや……誰だって、親友にも言えないようなヒミツのひとつやふたつ、持っててもおかしくないっつーか。だから、それを気にする必要ないんじゃね?」
あ……。ひょっとして、今の紗香との会話、聞かれてたのかな。
「つまりなにが言いたいかっていうと、俺は別に、李胡が人間だろうがなんだろうが、そんなこと関係なくきっと友だちになってたし、そんなこと気にすんなってこと!」
ニカッと笑いながら、和真がわたしの頭をポンポンとなでてくる。
「ちょっ……だから、妹扱いしないでってば!」
「いやー、ちょうどいい高さにおまえの頭があるからさー」
なんて言ってイシシッと笑うと、和真は隣の男子トイレへと入っていった。
もうっ……!
和真が急に触るから、せっかく引っ込んだキツネの耳が、また出そうになっちゃったじゃない!
ぎこちなく笑いながら、さっきかぶせてくれたタオルを返すと、和真が黙ったままじっとわたしの目を見つめてくる。
「な、なに?」
「いや……誰だって、親友にも言えないようなヒミツのひとつやふたつ、持っててもおかしくないっつーか。だから、それを気にする必要ないんじゃね?」
あ……。ひょっとして、今の紗香との会話、聞かれてたのかな。
「つまりなにが言いたいかっていうと、俺は別に、李胡が人間だろうがなんだろうが、そんなこと関係なくきっと友だちになってたし、そんなこと気にすんなってこと!」
ニカッと笑いながら、和真がわたしの頭をポンポンとなでてくる。
「ちょっ……だから、妹扱いしないでってば!」
「いやー、ちょうどいい高さにおまえの頭があるからさー」
なんて言ってイシシッと笑うと、和真は隣の男子トイレへと入っていった。
もうっ……!
和真が急に触るから、せっかく引っ込んだキツネの耳が、また出そうになっちゃったじゃない!



