「これは絵美梨さん。ようこそお越しくださいました」
「こんばんは、戸川社長。お招きいただきありがとうございます」
「こちらこそ。早速、みんなにご紹介します。どうぞこちらへ」
「はい」
パーティー会場に着くと、戸川は絵美梨をエスコートして色々な人に紹介して回る。
絵美梨はにこやかに名刺交換し、それとなくサロンに有益な情報を聞き出していた。
下心のありそうな男性が近づこうとすると、すぐさま戸川が盾になり、絵美梨をかばって男性を牽制する。
その様子を要は複雑な思いで見守っていた。
(戸川社長、以前とは振る舞い方が変わったな。純粋に絵美梨お嬢様を守ろうとしているのが分かる)
必要以上に絵美梨に手を出さず、歩き出す時にさり気なくそっと手を貸す。
絵美梨が立ち止まって誰かと名刺交換を始めると、さっと後ろに下がって控えていた。
(お嬢様も、今夜の戸川社長には安心してエスコートされている)
ひと通り名刺交換を終え、戸川が主催者挨拶の為にステージに向かうと、すぐさま要は絵美梨のそばに歩み寄った。
「緋山、関西に良いコネクションを築いてもらえたわ。3月の1週目に1泊で大阪出張を入れてくれる? 早速ご挨拶回りに行きたいの」
「かしこまりました。サロンの定休日に合わせてよろしいですか?」
「ええ。前日の仕事終わりに最終の飛行機で行くわ。翌日の最終で羽田に戻ります」
「承知しました。前回と同じホテルを予約しておきます」
「お願い。あと、次回はお好み焼きのお店をピックアップして」
「しょ、承知しました」
また屋台で食べないとTPOが……とか言われるのだろうなと考えていると、思い出したように絵美梨がつけ加えた。
「緋山、あなた来週のサロンの定休日は、なにか予定ある?」
「いいえ、特にございません」
「それならグランメゾンに夕食を食べに行かない? 内装がとてもすてきなの。大阪のサロンの参考になると思うわ」
「かしこまりました。では17時にお屋敷にお迎えに上がります」
「お願いね」
その時、戸川の挨拶が始まり、皆で注目する。
乾杯のあとも、絵美梨は積極的に色々な人と挨拶を交わしていた。
「こんばんは、戸川社長。お招きいただきありがとうございます」
「こちらこそ。早速、みんなにご紹介します。どうぞこちらへ」
「はい」
パーティー会場に着くと、戸川は絵美梨をエスコートして色々な人に紹介して回る。
絵美梨はにこやかに名刺交換し、それとなくサロンに有益な情報を聞き出していた。
下心のありそうな男性が近づこうとすると、すぐさま戸川が盾になり、絵美梨をかばって男性を牽制する。
その様子を要は複雑な思いで見守っていた。
(戸川社長、以前とは振る舞い方が変わったな。純粋に絵美梨お嬢様を守ろうとしているのが分かる)
必要以上に絵美梨に手を出さず、歩き出す時にさり気なくそっと手を貸す。
絵美梨が立ち止まって誰かと名刺交換を始めると、さっと後ろに下がって控えていた。
(お嬢様も、今夜の戸川社長には安心してエスコートされている)
ひと通り名刺交換を終え、戸川が主催者挨拶の為にステージに向かうと、すぐさま要は絵美梨のそばに歩み寄った。
「緋山、関西に良いコネクションを築いてもらえたわ。3月の1週目に1泊で大阪出張を入れてくれる? 早速ご挨拶回りに行きたいの」
「かしこまりました。サロンの定休日に合わせてよろしいですか?」
「ええ。前日の仕事終わりに最終の飛行機で行くわ。翌日の最終で羽田に戻ります」
「承知しました。前回と同じホテルを予約しておきます」
「お願い。あと、次回はお好み焼きのお店をピックアップして」
「しょ、承知しました」
また屋台で食べないとTPOが……とか言われるのだろうなと考えていると、思い出したように絵美梨がつけ加えた。
「緋山、あなた来週のサロンの定休日は、なにか予定ある?」
「いいえ、特にございません」
「それならグランメゾンに夕食を食べに行かない? 内装がとてもすてきなの。大阪のサロンの参考になると思うわ」
「かしこまりました。では17時にお屋敷にお迎えに上がります」
「お願いね」
その時、戸川の挨拶が始まり、皆で注目する。
乾杯のあとも、絵美梨は積極的に色々な人と挨拶を交わしていた。



