次の日も、絵美梨は要の病室を訪れて、身の周りの世話をする。
そろそろ身体を動かしていきましょうとドクターに言われて、要は歩く練習を始めた。
「お嬢様、大丈夫ですから」
ピタリと寄り添って支えようとする絵美梨に、要は声をかける。
「いいえ、バランスを崩したら大変だもの。もっとちゃんと私に寄りかかって」
そう言うと絵美梨は、要の腕を自分の肩に回して持ち上げようとする。
だが要とは20cmほど身長差があり、全く持ち上がらない。
どうするのかと要が見守っていると、絵美梨はムッとしたような表情のまま、つま先立ちで懸命に背伸びをした。
要はこらえ切れずに吹き出す。
「なによ?」
「いいえ、なにも」
慌てて真顔に戻ると、要は絵美梨の肩を抱き、グッと自分に引き寄せて歩き出した。
「ありがとうございます、お嬢様」
「いいのよ、これくらい」
自分が支えているのだと満足気な絵美梨の様子に、要は必死に笑いをこらえていた。
そろそろ身体を動かしていきましょうとドクターに言われて、要は歩く練習を始めた。
「お嬢様、大丈夫ですから」
ピタリと寄り添って支えようとする絵美梨に、要は声をかける。
「いいえ、バランスを崩したら大変だもの。もっとちゃんと私に寄りかかって」
そう言うと絵美梨は、要の腕を自分の肩に回して持ち上げようとする。
だが要とは20cmほど身長差があり、全く持ち上がらない。
どうするのかと要が見守っていると、絵美梨はムッとしたような表情のまま、つま先立ちで懸命に背伸びをした。
要はこらえ切れずに吹き出す。
「なによ?」
「いいえ、なにも」
慌てて真顔に戻ると、要は絵美梨の肩を抱き、グッと自分に引き寄せて歩き出した。
「ありがとうございます、お嬢様」
「いいのよ、これくらい」
自分が支えているのだと満足気な絵美梨の様子に、要は必死に笑いをこらえていた。



