僕ら×回目の卒業式を

「…わあ…」
想像以上に迷路は広い。
これを20分で…
あと、妙に薄暗い。
でも学級委員だから。
みなさんのリーダーだから。
怖がっちゃだめ。
『どきどきタイムキャッスルへようこそー!』
!?
放送?
「毎度毎度驚いちゃうな…」
『これが普通さ!ははは!それでは、20分、よーいスタート!!』
どこからかピーと笛が鳴った。
『まず第一ラウンド!3人とも、どこを選ぶ〜?あ、選ぶ場所を言うのは絶対なし!』
右、真ん中、左で分かれているようだ。
まるでトーナメント表。
『決まったかな?せーので進んでね!せーの!』
とっ…
…あれ。
誰もいない。
『お見事ー!第一ラウンドは、誰もかぶらなかったー!!』
実況風にネイルさんの放送が入る。
『第二ラウンド!どこを選ぶ〜?』
また右、真ん中、左で分かれている。
今度は…
『決まったかな?せーの!』
とっ…
「あーっ!!」
「シェリーさん!?」
『残念ー!第二ラウンド、ノアくんとシェリーくんがかぶってしまったー!かぶったら後ろに戻ってね!』
仕方なく後退りする。
『第三ラウンドー!』ーーーーーーーー