その頃。
「レオ」
「は、はい!」
「次に同じことをしたら」
にこっ。
「厨房出入り禁止にします」
「そ、それだけは!!」
「冗談です」
「え……?」
「半分」
「半分!?!?」
少し離れた場所で、レイが小さく咳払いをした。
「……こちらも同様です。殿下は“自重”を」
「ああ、わかった」
2人の叱責は、同時に終わった。
沈黙の廊下。
「……なんか俺たち」
レオがぽつりと呟く。
「左右から説教されてましたね」
「……否定はしない」
2人は同時に、ティアナの部屋の扉を見つめた。
中の静けさを壊さぬように。
「次は」
レオが小声で言う。
「ちゃんと静かにします。」
「同意する」
「殿下も子供みたいなところがあるんですね。
ちょっと意外でした」
「俺もだ、自分も知らない一面があったんだな」
そのとき、扉の向こうから微かな物音がした。
2人は同時に背筋を伸ばす。
――今度こそ、間違えないために。
「レオ」
「は、はい!」
「次に同じことをしたら」
にこっ。
「厨房出入り禁止にします」
「そ、それだけは!!」
「冗談です」
「え……?」
「半分」
「半分!?!?」
少し離れた場所で、レイが小さく咳払いをした。
「……こちらも同様です。殿下は“自重”を」
「ああ、わかった」
2人の叱責は、同時に終わった。
沈黙の廊下。
「……なんか俺たち」
レオがぽつりと呟く。
「左右から説教されてましたね」
「……否定はしない」
2人は同時に、ティアナの部屋の扉を見つめた。
中の静けさを壊さぬように。
「次は」
レオが小声で言う。
「ちゃんと静かにします。」
「同意する」
「殿下も子供みたいなところがあるんですね。
ちょっと意外でした」
「俺もだ、自分も知らない一面があったんだな」
そのとき、扉の向こうから微かな物音がした。
2人は同時に背筋を伸ばす。
――今度こそ、間違えないために。

