そして――
「我が剣に応えよ、アレキサンドライト。
我が意志をもって、共鳴を導け」
その輝きは命令ではなく、
“信じる力”として輪の中心に満ちていった。
共鳴は、ひとつ上の段階へと押し上げられる。
最後に。
私は、深く息を吸う。
背に。
肩に。
剣に――
仲間たちの手の温もりが、確かにあった。
「蒼き想いよ―」
ラピスラズリが、夜空のように輝く。
「星の記憶を継ぎ、
交わした誓いを――導に」
剣が震える。
「私たちの想いを、ひとつに」
光が、繋がった。
蒼と光。
氷と雷と土。
炎と紅。
薔薇と月。
整と静。
すべてが溶け合い、
ひとつの旋律となって流れ込む。
それは歌ではない。
祈りでもない。
――“共に在る”という選択そのもの。
トワの残した淡い光が、その輪の中で震え、
やがて拒むことなく――
そっと、和音として重なった。

