祭ちゃんはキャップを開けようとしていたオレンジジュースを床に落として、むせだす。
「祭ちゃん?大丈夫?」
「…い、いや。ごほっ!だ、だいじょ、ぶ。」
「祭ちゃん、涙目だよ!?お水飲む!?」
「あ、ありがとう。……もとをいえば、遠藤のせいだからね!?」
「は?でも結局は話さないといけないじゃん?」
「い、いや。そうだけどさ!!…………うぅ。よし!話し合おう!」
真っ赤な顔でいきなり元気になる祭ちゃん。
「祭ちゃん、顔真っ赤だよ?」
「日下部!気にしないで!」
「ほのか。気にしない。」
「う、うん。大丈夫ならいいんだけど。」
本当に大丈夫かなぁ。
「さ、どこで寝んの?」
百合ちゃんが私を見つめる。
「うーん、多分ね、お布団はあるよ?」
「どこで寝る?」
「え。ここだよ?」
私はリビングの床を指す。
ソファとか退ければ入ると思うんだよねぇ。
ニコニコしている私と違って、百合ちゃんと祭ちゃんは。
「「………はっ!?!?」」


