「…ふぅぅ。怖かったぁ。」
「目が真っ赤じゃん。そこまで怖かった?」
「うん!うん!怖かった!!逆に澪くんは怖くないの!?」
「あれくらいならそこまでじゃない?」
「んなっ!?」
澪くん、あれに耐えられるなんて人間じゃないよー。
私は真っ赤の瞼に氷をあてながらみんながいるリビングに戻ろうとしたんだけど......。
「ひぃっ!?」
「うわっ!!!びっくりした.....。」
洗面所のドアを開けてから、また閉めた。
だ、だって、だって.....。
「ななっ、なんでまた、ホラー映画見てるのっ!?!?」
「あ、ほのか。」
百合ちゃんがドアを開けてくる。
「いやぁぁぁ!!ゆ、百合ちゃん!!後ろ!」
「え、後ろ?」
後ろ…テレビには丁度、長い髪の人が、ブリッヂをしたまま、こ、こっちに向かってくる!?
「消して!消して!消してぇぇ!!」


