しかし、長閑が眠っている間。
とある学校の職員室で。
「いやー、北条先生。お疲れさまでーす」
新九郎改め北条氏康は戦国武将、北条氏康の生まれ変わりだ。しかし、自分が武将だった頃の記憶は曖昧。
北条氏康。
戦国時代、相模国の戦国大名で、北条家3代目当主である。
最強と恐れられたあの上杉謙信ですら落とせなかったと言われている名城、小田原城の城主で、生涯負け戦なしと謳われる『相模の獅子』。
疲れ切った北条に缶コーヒーを手渡したブカブカ白衣の男性、名は大森氏頼。
大森氏頼。
あの小田原城を築城したと言われている大森氏の当主。扇谷上杉家の家臣。
元々は鎌倉公方の足利持氏に仕えていたと言われており、永享10年から永享11年に、関東で勃発した永享の乱では持氏側として活躍した。
この世界では、作られた武将の生まれ変わりたちが普通に生活している。
それを偶然知った北条と大森。
彼らの打ち上げたプロジェクト。
【ホワイトプリゾン】
二年間の合宿生活を行い、教科書の世界の英雄を決めなおそうということだ。
因果応報、前世が武将だった者は今世でも何かしら不良になる
そう考えた結果、見事そうなっていたのだ。
そして、戦国武将の生まれ変わりは、自分の前世を知ると死にます。
なので、長閑ちゃんは、彼らの前世を語れません。
しかし、長閑ちゃんの元には一通の招待状が届きます。
それが、【ホワイトプリゾン】の参加状でした。


