「今日は美菜のお祝いに、みんなでカラオケだ!」
私がそう言うと、その場は盛り上がった。
「いいね!みんなで盛大にお祝いしよ」
「お菓子とジュースも買わなきゃ!」
「私は美菜のために歌うよ」
美菜のためにと考えるみんなを他所に、美菜はひとりで照れていた。
「そんなの全然いいのに…」
そんな美菜を見て、みんなが笑う。
「もう、何照れてるのよ」
そう言って美菜の肩を叩くれい。
そんなれいの手を握る美菜は、最初の頃と比べて心を開いている。
れいと美菜は、最初は仲が悪かった。
れいは元々いじめっ子集団にいて、美菜の足を引っ掛けて転ばせたことがある。
それに怒った美菜は、休み時間にれいを呼び出した。
実は美菜は、れいの過去を知っていた。
それは、過去にれいがいじめられていたということだ。
れいをいじめていたのは、後にれいが仲良くなったいじめっ子集団の子たち。
自分の過去を美菜に直接言われたれいは、その後いじめをやめた。
そして美菜と胡桃と仲良くなった。
だがその後も、しばらく美菜はれいを警戒していた。
だけど今は、こうして仲良く過ごしている。
美菜より後から仲良くなった私だけど、そんな私とも平等に接してくれる。
私はそんなれいが好きだし、これからもずっと仲良しでいたい。
*
「かんぱーい!」
運良くひと部屋だけ空いていて、部屋に入ってすぐジュースで乾杯した。
「全部うちらの奢り!美菜は気にせず食べて!」
そう言って花鈴がコンビニで買ったお菓子を広げた。
「ありがとう。遠慮なく頂きます!」
お菓子に手を伸ばしている美菜を見て、れいが立ち上がった。
「じゃあ美菜のために歌いまーす」
れいが歌おうとしているのは、お祝いソング。
お祝いといっても『Happybirthday』のほうだ。
「れい、それは誕生日のお祝いソングだよ」
私がすかさず突っ込む。
「だってこれしか歌えないんだもん」
れいはほっぺをプクッと膨らませて言った。
「私のために歌ってくれるなら、なんでも嬉しいよ」
やっぱり美菜は優しい。
こうしてれいは、美菜のためにバースデーソングを歌った。
「待って待って、英語が読めない」
途中でこんなこともあったが、なんとか最後まで歌い切った。
私がそう言うと、その場は盛り上がった。
「いいね!みんなで盛大にお祝いしよ」
「お菓子とジュースも買わなきゃ!」
「私は美菜のために歌うよ」
美菜のためにと考えるみんなを他所に、美菜はひとりで照れていた。
「そんなの全然いいのに…」
そんな美菜を見て、みんなが笑う。
「もう、何照れてるのよ」
そう言って美菜の肩を叩くれい。
そんなれいの手を握る美菜は、最初の頃と比べて心を開いている。
れいと美菜は、最初は仲が悪かった。
れいは元々いじめっ子集団にいて、美菜の足を引っ掛けて転ばせたことがある。
それに怒った美菜は、休み時間にれいを呼び出した。
実は美菜は、れいの過去を知っていた。
それは、過去にれいがいじめられていたということだ。
れいをいじめていたのは、後にれいが仲良くなったいじめっ子集団の子たち。
自分の過去を美菜に直接言われたれいは、その後いじめをやめた。
そして美菜と胡桃と仲良くなった。
だがその後も、しばらく美菜はれいを警戒していた。
だけど今は、こうして仲良く過ごしている。
美菜より後から仲良くなった私だけど、そんな私とも平等に接してくれる。
私はそんなれいが好きだし、これからもずっと仲良しでいたい。
*
「かんぱーい!」
運良くひと部屋だけ空いていて、部屋に入ってすぐジュースで乾杯した。
「全部うちらの奢り!美菜は気にせず食べて!」
そう言って花鈴がコンビニで買ったお菓子を広げた。
「ありがとう。遠慮なく頂きます!」
お菓子に手を伸ばしている美菜を見て、れいが立ち上がった。
「じゃあ美菜のために歌いまーす」
れいが歌おうとしているのは、お祝いソング。
お祝いといっても『Happybirthday』のほうだ。
「れい、それは誕生日のお祝いソングだよ」
私がすかさず突っ込む。
「だってこれしか歌えないんだもん」
れいはほっぺをプクッと膨らませて言った。
「私のために歌ってくれるなら、なんでも嬉しいよ」
やっぱり美菜は優しい。
こうしてれいは、美菜のためにバースデーソングを歌った。
「待って待って、英語が読めない」
途中でこんなこともあったが、なんとか最後まで歌い切った。


