『奈絵、何してんだよ~』
声が聞こえる。
『本当奈絵はどんくさいなぁ』
これは誰の声だっけ?
『聞いてんのか奈絵』
私の頭の中でいつも響いてた。
『見て、奈絵』
あ、この声は…!
『桜が見える』
桜?
もう桜の季節は終わったはずだよ?
『あの花はソメイヨシノだよ』
出会った日、一番最初に教えてくれた。
窓から見えた花の名前…
それは、ソメイ…
ヨシノ…っ!!!
跳ね上がるみたいにがばっと勢いよく起き上がった。
……?
ここは、保健室?
のベッドの上で、ふとんがかかってる。
「川瀬ちゃん大丈夫!?」
「あ…、伊田くん…」
不安そうな顔で伊田くんが見てた。
あ、えっと私、何が…
「気分はどう?急に倒れたから…」
あ、掃除中…!
そうだ、ゴミ袋をもらいに行こうとして…
「大丈夫、ちょっとクラッてしちゃって」
記憶はあるし、大丈夫だ。
急に立ち上がって走り出したのがよくなかったんだと思う。
「よかった~…はぁぁぁ…」
しゅんと力が抜けていくみたいに伊田くんがベッドのふとんに顔を伏せ、その場にあった丸椅子に座った。
もしかしてずっと一緒にいてくれたのかな?ずっとここに…
声が聞こえる。
『本当奈絵はどんくさいなぁ』
これは誰の声だっけ?
『聞いてんのか奈絵』
私の頭の中でいつも響いてた。
『見て、奈絵』
あ、この声は…!
『桜が見える』
桜?
もう桜の季節は終わったはずだよ?
『あの花はソメイヨシノだよ』
出会った日、一番最初に教えてくれた。
窓から見えた花の名前…
それは、ソメイ…
ヨシノ…っ!!!
跳ね上がるみたいにがばっと勢いよく起き上がった。
……?
ここは、保健室?
のベッドの上で、ふとんがかかってる。
「川瀬ちゃん大丈夫!?」
「あ…、伊田くん…」
不安そうな顔で伊田くんが見てた。
あ、えっと私、何が…
「気分はどう?急に倒れたから…」
あ、掃除中…!
そうだ、ゴミ袋をもらいに行こうとして…
「大丈夫、ちょっとクラッてしちゃって」
記憶はあるし、大丈夫だ。
急に立ち上がって走り出したのがよくなかったんだと思う。
「よかった~…はぁぁぁ…」
しゅんと力が抜けていくみたいに伊田くんがベッドのふとんに顔を伏せ、その場にあった丸椅子に座った。
もしかしてずっと一緒にいてくれたのかな?ずっとここに…



