いつも聞いてくれるよね、私のことを。
だから伊田くんにならいいかなって思えちゃうの。
「私ね…」
誰にも言ったことがない気持ちを、言葉にしても…
「ずっと…学校に憧れてて!」
両手でスカートの裾をきゅっと握る、力が入っちゃって上手く声が出ないかと思った。
「いろいろあって…小学校の時、学校行けてなかったのっ」
『……。』
「だから中学には行きたいって思って、友達ほしいなって思って、そしたら私も…っ」
普通の女の子になれるのかなって、思ってた。
「でもダメダメなんだけどね!全然友達できないし、話すの苦手すぎて恥ずかしい…っ」
だからいつも1人ぼっち、変えたいと思ったことは何ひとつ変えられてない。
友達の作り方さえもわからなくてー…
「俺がいるじゃん」
隣から聞こえた声に、無意識に見てしまった。
「え…?」
「てか俺、川瀬ちゃんの友達じゃないの!?超友達だと思ってた俺のが恥ずかしいんだけどっ」
「えっ、そんな!えっ!?」
伊田くんが大げさにリアクションするから、静かだった教室に声が響き渡って。
と、友達…だったんだ!?
そうゆうのもわからなくて、また間違えちゃったかもしれない…!
「じゃ、今から友達ってことで!」
だけど、伊田くんだから。
伊田くんはそうゆう人だから。
こんな時は笑ったりしないの。
笑うけど、笑わないの。
「早く作文書いて帰ろうよ、一緒に」
「う、…うんっ!」
そうだ作文書かなきゃ、早く書いて職員室にっ
「あっ」
机の上の置きっぱだったシャーペンを取ろうとしたのが取り損ねてコロコロと転がり床に落ちた。
とっさにイスを引いて手を伸ばした…
手が重なった。
伊田くんの手と重なった。
あ、これは…
触れたとこから溢れそうになる。
ドキドキと不穏な波におそわれる。
「川瀬ちゃんって…」
だから伊田くんにならいいかなって思えちゃうの。
「私ね…」
誰にも言ったことがない気持ちを、言葉にしても…
「ずっと…学校に憧れてて!」
両手でスカートの裾をきゅっと握る、力が入っちゃって上手く声が出ないかと思った。
「いろいろあって…小学校の時、学校行けてなかったのっ」
『……。』
「だから中学には行きたいって思って、友達ほしいなって思って、そしたら私も…っ」
普通の女の子になれるのかなって、思ってた。
「でもダメダメなんだけどね!全然友達できないし、話すの苦手すぎて恥ずかしい…っ」
だからいつも1人ぼっち、変えたいと思ったことは何ひとつ変えられてない。
友達の作り方さえもわからなくてー…
「俺がいるじゃん」
隣から聞こえた声に、無意識に見てしまった。
「え…?」
「てか俺、川瀬ちゃんの友達じゃないの!?超友達だと思ってた俺のが恥ずかしいんだけどっ」
「えっ、そんな!えっ!?」
伊田くんが大げさにリアクションするから、静かだった教室に声が響き渡って。
と、友達…だったんだ!?
そうゆうのもわからなくて、また間違えちゃったかもしれない…!
「じゃ、今から友達ってことで!」
だけど、伊田くんだから。
伊田くんはそうゆう人だから。
こんな時は笑ったりしないの。
笑うけど、笑わないの。
「早く作文書いて帰ろうよ、一緒に」
「う、…うんっ!」
そうだ作文書かなきゃ、早く書いて職員室にっ
「あっ」
机の上の置きっぱだったシャーペンを取ろうとしたのが取り損ねてコロコロと転がり床に落ちた。
とっさにイスを引いて手を伸ばした…
手が重なった。
伊田くんの手と重なった。
あ、これは…
触れたとこから溢れそうになる。
ドキドキと不穏な波におそわれる。
「川瀬ちゃんって…」



