頻発性哀愁症候群

「川崎さん、今日の夜、電話しない?」

「うん。私も電話したい!」

 

「寂しさ」と上手く付き合いたい。



まだ、私たちは病気だ。

完璧に「寂しさ」と上手く付き合えるわけじゃない。
 

だから……


「ねぇ、菅谷くん。私も今度部活に入ろうと思うの。手芸部。少しだけ興味があって」

「え、いいね。最高じゃん。でも、何で手芸部?」



「『安心』を自分で作りたいの」



いつかどこかに安心出来る場所や方法を自分で作るために、今日も前に進むんだ。



fin.