大好きなキミと365日の恋をする

昨日花美ちゃんにされたこと、言われたことが、妙に胸に引っかかる。


何だか、嫌な予感がするような―――。



今は放課後。


先生に残れと言われて、今自分の席で待機中。


心結には先に帰ってもらった。


待ってもらうのも申し訳ないし……


その時、月寄先生が口を開いた。


「胡依さん、聞こえにくいでしょう、前の方においで。」


「あ…は、はい」


そう、私の席は一番後ろの窓際の席。


「胡依さん、私は悲しいです。」


「えぇっ!?何で先生が悲しんでるんですか!?」


「あなた、5教科中4つが赤点スレスレです。しかも、私が担当する数学が最低点数よ?そんなに私の授業がわかりにくいの?」


「いや…そういうわけじゃぁ…」


ごめんなさい、月寄先生。そうです。


「このままじゃ、進級も危ういわよ!」


「ちょ、しんきゅ、え、えええ!?」


進級も!?私、確かに頭悪いけど、そこまで頭悪かったっけ!?


「とりあえず、この夏休み、ほぼ毎日補習に来てもらいます!」


月寄先生はそう言って、私に補習のしおりを渡してくれた。


いらないです。マジで。


気分がどんどん、ズブズブ沈んでいく。


その時、教室の扉がゆっくり開いた。


そこに立っていたのは……