大好きなキミと365日の恋をする

「でさ、虹!!この子超可愛くない!?なんとなんと、陽晴ヶ丘中にいるらしいぜ!俺の“友達の彼女”なんだけど!」


ち、千輝くん……自分の彼女ではないんだ…


「可愛くない。」


虹くんといえど、なんと即答しちゃった。


「おい、人の彼女を可愛くないって即答すんなや。容姿はもう天使だよ。この子に告白されたら、世の男はみんな堕ちると思うぜ?」


千輝くんのスマホには、どんな可愛い子が映っているのかな…?


その時、偶然千輝くんと目が合った。


「愛里清ちゃんも見る?ほい。」


こうやって、こんな私にも話を振ってくれる千輝くんは、とっても優しい。


そんなことを考えながら画面を見てみれば……


う、うわぁ〜


「可愛いっ…!」


画面に写っていたのは、とっても可愛い女の子2人のツーショット。


ん?友達の彼女……写真には2人写ってる……


それって俗に言う二股!?え、ちょ!?ふぁっ!?今ってそういう世の中!?


「だよね!?虹は理想が高いんだよ!!そんなんじゃ彼女できねーぞ!」


そんな私のクソうるさい心の声を無視して話を進める千輝くん。


やっぱり、虹くんの理想は高いんだ……


私なんか、眼中にもないんだろうな…


「うるさい。俺は好きな子以外は可愛く見えないだけ。」


「おぉ〜相当惚れてんな……ファイト、オー」


改めて、諦めたくもなる…


けど、諦められないくらいに、


私はキミが、好きなんだ―――。