大好きなキミと365日の恋をする

よし、心結たちも付き合ったことだし、私はここでおいとまして……

ーカンッ…カランカランカララン…

………………、しまった…。

どこぞの先輩方が捨てていったのであろう缶ジュースを、蹴ってしまったのだ。

「え?」

「誰か、いるのっ?」

虹くんが、目をギンギンに見開いて、若干睨んでくる。

私は口パクで『ごめーん』と伝えた。

スタスタと軽い足音を立て、こっちに近づいてくる心結。

そしてついに、隠れていた壁まで来てしまった。

「あ、りす?」

「心結、ごめん…」

「……っ…恥ずかしいじゃん、もー…」

そう言う心結は、顔を真っ赤に染めている。

「みーゆ?……って、え?何で愛里清ちゃんと虹が?」

「ソーリー」

虹くん、軽いですね。

「どっちにしろ、おめでとう!2人とも!!」

「「うん、ありがとう!」」

そんなハッピーエンドは、きっと1度きりじゃない―――。