大好きなキミと365日の恋をする

「はっ、はぁぁ……、怖かった…」


「お疲れ様でした、ありがとね、付き合ってくれて」


ちなみに、さっき嫌がりまくっていた私がお化け屋敷に入っていたのは、受付の人に『入りますか?』と聞かれ、圧に押されてしまったため。


2−B、商魂レベチッ!


「いや、楽しかったよっ!次はどこ行くの?」


「校舎裏」


…………………、ん?


「え?校舎裏?え?えぇ?」


「うん、行くよ?」


「わ、分かった!」



*  *  *



「愛里清ちゃん、喋らないでね?絶対」


「?…分かった」



* 10 * 分 * 後 *



「心結ちゃん…ごめん、こんなとこ呼び出して」


千輝くんが何やら緊張した様子でやってきた。


「いや、いいけど、何ー?部活?もしかして、大会出るのっ!!?」


心結と千輝くんは同じ陸上部で、心結が女子エース、千輝くんが男子エースらしい。


「違うよ?だーいじなお知らせ」


そう千輝くんが言うと、心結が目を光らせた。


きっと、分かってない。