手を引いて、人通りの少ない場所に2人きり。
「な、何……?」
先に口火を切ったのは、胡依愛里清。
「分かんない?虹、取られていいの?」
「やっぱりっ…!」
胡依愛里清は、少し怒った表情を見せた。
その顔が、罪になるほど可愛いのが、苛立ちを増させるところ。
「い、嫌だ……っ」
可愛いだけのあんたなんかには……
「虹は、譲らないよ。あと――。」
胡依愛里清の表情が一気に沈んでいくのを、私は見届けた。
多分、その時の顔は、笑っていたと思うけど―――。
「な、何……?」
先に口火を切ったのは、胡依愛里清。
「分かんない?虹、取られていいの?」
「やっぱりっ…!」
胡依愛里清は、少し怒った表情を見せた。
その顔が、罪になるほど可愛いのが、苛立ちを増させるところ。
「い、嫌だ……っ」
可愛いだけのあんたなんかには……
「虹は、譲らないよ。あと――。」
胡依愛里清の表情が一気に沈んでいくのを、私は見届けた。
多分、その時の顔は、笑っていたと思うけど―――。



