たとえ結ばれなくたって、いつまでも君を想い続ける。




『……渡辺、これで全員か。よし、今日は欠席なしだな』


どうやら出席をとり終わったらしい先生。


『んじゃあ、次に………』


窓に向けていた視線を前に戻す。


すると……


『今日は転校生を紹介する………入ってこい』


と、衝撃発言をした先生。


その一言で一気にクラス中がざわめきだした。


そして、スッと静かに教室に入ってきたひとりの生徒。


「っ」


思わず目を疑った。


緩くウェーブがかかったクリーム色の髪に、驚くほど透明感のある肌。


そして、


ゆるく着崩した制服に、この世のものとは思えないほど整った顔立ち。


彼を前にして、見惚れない人なんているんだろうか。


『じゃあ自己紹介しろ~』