と言ってもまだミッション達成はしていない。
残り1人の顔を見なければ、わたしは納得して帰宅することができなさそうなのだ。
「……って。どちらにせよ3日で帰ったら帰ったでも許されないと思うけどさあ…」
ねえねえローレン。
わたし、どうすればいいと思う…?
とにもかくにも日向家の悪いウワサを消すためにも、3日以上は持たせたいと思っているわたしだった。
「───まだ消えてなかったんだ、おまえ」
「っ…!!」
「メイドの分際でうちの内装勝手に変えてくんの、やめてくれよ」
怯えるな、怖がるなわたし…!
ここで怖がってたらこいつの思うツボだよっ。
ローレンの朝ごはんを見守っていたわたしの元に現れたのは生意気ばかやろうこと次男、日向 葉奈。
「しょ、照明がとっくに消えていた…ので」
「で?」
「っ、取り換えるのはわたしの仕事ですから!!」
「ローレン。知らないヤツからもらったもんなんか食うなって教えてるはずだろ」



