公園のベンチに座ると、風に乗って微かなシトラスの香りがした。
さっき展示室で見た、大切な人に宛てた手紙たち。
「明日」が来るのが当たり前じゃない場所で、みんな一生懸命に自分の想いを残そうとしていた。
(……私も、逃げてちゃダメだ)
結愛ちゃんに何を言われても、私が瀬戸と過ごしてきた時間は消えない。
の読者たちも、きっと私がここで立ち止まるのを望んでいないはず。
私はスマホを握りしめ、次の更新のプロットをメモした。
『「迷惑」かどうかを決めるのは、彼女じゃない。
15センチの距離を縮めるために、私は私の香りを信じる。
知覧の空は、どこまでも青く、私の小さな決意を静かに見守ってくれていた。』
さっき展示室で見た、大切な人に宛てた手紙たち。
「明日」が来るのが当たり前じゃない場所で、みんな一生懸命に自分の想いを残そうとしていた。
(……私も、逃げてちゃダメだ)
結愛ちゃんに何を言われても、私が瀬戸と過ごしてきた時間は消えない。
の読者たちも、きっと私がここで立ち止まるのを望んでいないはず。
私はスマホを握りしめ、次の更新のプロットをメモした。
『「迷惑」かどうかを決めるのは、彼女じゃない。
15センチの距離を縮めるために、私は私の香りを信じる。
知覧の空は、どこまでも青く、私の小さな決意を静かに見守ってくれていた。』

