その日の合同体育はドッジボール。
3組対4組の対抗戦。私は3組の列の中で、4組の陣地にいる瀬戸をじっと見つめていた。
隣には、同じ3組の真柴くん。
「藤井、瀬戸ばっかり見てるとボール当たるよ?」
「……見てないよ」
「嘘ばっかり。あいつ、さっきからこっちのことチラチラ気にしてるのに」
真柴くんがニヤニヤしながら、4組の列にいる瀬戸を指差す。
瀬戸くんは、すぐそばで「瀬戸ー!」とアピールする結愛ちゃんの声を完全に無視して、なぜか私の方を見て、すぐさま視線を地面に落とした。
3組対4組の対抗戦。私は3組の列の中で、4組の陣地にいる瀬戸をじっと見つめていた。
隣には、同じ3組の真柴くん。
「藤井、瀬戸ばっかり見てるとボール当たるよ?」
「……見てないよ」
「嘘ばっかり。あいつ、さっきからこっちのことチラチラ気にしてるのに」
真柴くんがニヤニヤしながら、4組の列にいる瀬戸を指差す。
瀬戸くんは、すぐそばで「瀬戸ー!」とアピールする結愛ちゃんの声を完全に無視して、なぜか私の方を見て、すぐさま視線を地面に落とした。

