陽キャのイケメンたちは地味で目立たない私に惚れたらしい





「おっちゃんから聞いてたから。ごめんね、怒鳴ったりして」


「いえ、こちらこそ…。お邪魔してます」


「竹原 悠馬です」


「あ、悠馬さん…。よろしくお願いします」




この人がもう一人の住人、園田さんに無理やり花壇の手入れを手伝わされている、悠馬さんか。スカジャンを着ているからか、悠馬さんの強い圧力に花が少し縮んだように感じた。


園田さんがお茶を用意してくれていることを話すと、〝おっちゃんのおやつ、パクろうかな。〟と言いながら、私と同じ大学に通っている二年生だと教えてくれた。





「櫂と善と同級生なんだ。可愛い後輩が増えて、嬉しいわ」




悠馬さんと話し込んでいると、ちょうどカステラと冷たい緑茶を持ってきてくれた園田さんが、悠馬さんを見て〝園田さんが灯早ちゃんにもらったカステラなんだから、あげないからな!〟と、何かを言いかけた悠馬さんに叫ぶ。




悠「何も言ってないじゃん!てかカステラ?美味そうじゃん、一個分けてよ」


「一個か…、一個なら良いか」


悠「おっちゃん、ありがと」