櫂くんの腕の力が強くなり、私も櫂くんの背中に手をまわした。ちょっと息ができないのは、櫂くんの想いだと頭にすり込んで、同じように腕に力を込める。 「そろそろ行かないと」 櫂「俺は別に行かなくても良いけど」 「そのために呼びに来てくれたんでしょ?」 背中を叩くと名残惜しく離れて、ケーキを食べにようやくキッチンに向かった。