陽キャのイケメンたちは地味で目立たない私に惚れたらしい





園田さんと話している間も、二人の絶妙な距離感が気になって、そちらばかり見てしまう。付き合っているし、私とも友達だからここに来たんだよねと、玲奈を軽く睨む。玲奈は悪くないのは、分かっているのに。


それに気づいたように、玲奈は両手を合わせて私に頭を下げる。




玲「灯早、ごめんね。ちょっと騙してた」


「騙してた?」


「灯早に秘密で誕生日パーティー開きたくて、善くんにも協力してもらってたの」




後ろに立っていた善くんを見ると、ピースサインを私に向けていた。あのアミューズメントパークに連れて行ってくれたのは、協力だったということ?




善「しばらく連れ出してって言われてたんだ。でも、タイミングが良かったのか悪かったのか…。ね、灯早ちゃん?」


玲奈「タイミング?」


「…今日、大学で二人で話してたの見て」




せっかくの場。変なことを言って、空気をピリつかせたくない。善くんからパスされたけど、ここで言ってその後の雰囲気を分かっているのだろうか。




櫂「教室抜け出して、話したいことあるって言った時じゃない?」


玲「あ、あれは相談してた。灯早の誕生日を祝いたくて、ずっと前から考えてたの。サプライズをしたかったから、櫂くんたちにも手伝ってほしくて」


善「で、今日は僕が灯早ちゃんを連れ出してる間に、みんなに飾り付けとか準備をしてもらってたってわけ!」