櫂「善に言っても無理。女が近くにいれば、まじで誰でも良いから。」
「は?分かってるなら、助けてくださいよ」
櫂「無理。自分で何とかしろ」
ぶっきらぼうに吐き捨てると、すぐに前を向いてしまった櫂さん。同時に始まってしまった授業。といっても、私のスケジュールはほぼ出来あがっているので、善さんが隣にいることは一旦忘れて、完成に集中することにした。
善「灯早ちゃん。この授業必須っていうけどさ、僕としてはプログラミングの授業入れたいわけ。被ったんだけど、どうする?必須捨てる?」
答えなんか考えなくても分かる、アホみたいな質問を私に向けてくるので無視し続けていると、諦めてハーレムの女の人たちに聞き始めた善さん。聞かれた女の人たちは嬉しそうに、一緒に悩んであげている。幸せで何よりです。
もうそのまま盛り上がってもらっておいて、私は組み立て終わったので、教室をそっと出ることに。
櫂「もう終わったん?キモいんだけど」
「別にキモくないです。元々スケジュールを組んでただけで、ここからも出たいし…」
まだ女の人たちと盛り上がっている善さんを引き気味に見ると、櫂さんも納得したようで〝確かに、それは言えてる。〟と、同じように引き気味に善さんを見ていた。



